9月に令和5年(久々に和号で標記)の労働経済分析(厚労省)が発表された。テーマは「持続的な賃上げに向けて」である。生産性を上げて労働分配率を向上させるということである。1人当たりの労働時間と労働分配率に相関関係があるならば、写真のがような通勤時間が2~3時間として、この時間を労働時間に充てれば生産性が上がるのではという考えが浮かんでしまう。昭和生まれのおっさん(自分もそうだが)が言う「居るのが仕事」は分からないでもないが、「対面でないとコミュニケーションが取れないとかクリエイティビティが生まれない」との幻想はゴミ箱行きにしたい。いつでもどこでもビジネスはできるし、関係構築を深めるなら別な方法だってあるはず。