心理学者のバンデューラは、「自分ならできる」「自分には能力がる」と確信している状態を自己効力感が高い状態、逆に「自分には無理だ」「自分には能力がない」と思ってしまう状態を自己効力感が低い状態と定義づけています。エルダー世代の皆さんは、昭和の過酷なサラリーマン人生を歩んできたのですから自分を過小評価せず、「自己効力感が高い状態」を意識的に保ちましょう。そこへの第1歩は自身のこれまでの足跡を把握し肯定することです。やり切れなかった事は今からやれば良いのです。まずは自身を内省し、自己理解を深めることから始めましょう。