『人間の不適応な感情・気分・行動』は、客観的な出来事(A:Affairs)から直接引き起こされるのではなく、物事の捉え方や解釈の仕方である認知傾向(信念体系)によって、引き起こされるというアルバート・エリスのカウンセリング理論がある。認知の仕方が合理的ではない考えや事実とは反する思い込みになっているものを修正することによって不愉快な感情を改善できるということである。
今の時代、育った環境が違う多種多様な人材を組織して1つの目標を達成するには、社員個々の上記のような思い込みを除去してから個々の秀でた能力を伸ばすオーダーメードの研修メニューを開発したいものだ。